飲食店や小売店、それに工場で現場改善に従事していると、照明の照度を測るときがあります。なぜそのような業種で照度を測るのかと言うと、例えば、飲食店や小売店舗では店舗内の明るさが顧客の居心地に関わりますし、工場では目視検査の精度、飲食店の厨房では調理される食材の色の変化の見極めが調理のタイミングを左右するからです。
そして、照度は単に明るければいいという訳ではなく、労基法で定められた最低照度とJISで定められた推奨照度というものがあるので、両者を満たし、かつ各社の現場で求められる照度が設定される必要があります。
その照度を測る際に使うのが照度計です。おススメはトラスコ中山のTLX204です。ちなみにトラスコ中山は、東証1部に上場している工場用機械工具等の専門商社で、創業者で前社長の中山注次さんは、創業前に働いていた現場の作業で器具の不備により片目を失明し、その経験から安全安心な工場用機材を供給したいという思いから創業したという方です。
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トラスコ中山の照度計、おススメと言ったものの、少し高いんですよね。なのでまあ、正直言うと、こっち↓でも十分役に立つと思います。特にブランド等にこだわりが無い場合にはこちらで良いと思います。
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ちなみに勉強や仕事をする部屋の照度は約700~750ルクスが良いそうです(もちろん個人差はあります。)。実務の練習がてら、照度計でご自身の部屋の照度を測ってみて、勉強する環境を整えてみてはどうでしょうか。案外、勉強が捗るようになるかもしれませんよ!
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