一問一答

【一問一答】段ボールの規格

最近、人員不足やコスト上昇で話題になっている物流だが、製造業や卸小売業では原価低減策の一つとして物流費の削減がある。物流費の削減策として、配送業者への値引き交渉のほかに、自社内での梱包作業の効率化や、段ボールなど使用する梱包材の見直しがある。段ボールのうち日本で主流の規格で5mm厚のものを何というか。

答え:Aフルート。
Aフルート:5mm厚で、製造業、卸小売業、引越・運搬に使用されている主に使用される日本で主流の規格。
Bフルート:3mm厚で、軽量物や小型の宅配便に使用される。
Cフルート:4mm厚で、世界で多く使用されている規格。
Eフルート:1.5mm厚で、パッケージやギフトボックスに使用される。
Wフルート:AフルートとBフルートを貼り合わせて強度を増したもの。重量物や海外輸送品に使用される。

一般的に段ボールは厚みが増すほど単価が高くなる。資材コストの低減策として段ボールの厚さ変更が考えられるが、厚みを減らすと耐久性が減って、中の商品が傷んだり、商品の重さに耐えられず段ボールが破損する場合があるので変更時には検証する必要がある。

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診断士受験の補完者
公的支援機関の元職員です。 このサイトは、市販テキストでは記述が不十分であったり、そもそも記述されていない各種の経営理論を紹介することで、市販テキストや資格学校の講義を補完することを目的にしています。